こんにちは、ハルです。
この度、転職活動を行って無事内定ゲットできたので、転職活動まとめ&備忘録を書いていこうと思います。
もし、今、転職を考えている人がいたら結論はこれ
・転職エージェントを活用すべし!
・自分の希望条件(譲れないポイント)を整理すべし!
ここがブレなければなんとかなるのではと思っています。
転職理由
私は現在、小企業に分類されるSES企業に勤めてるしがないITエンジニアです。
新卒から一度転職を経験していますが、ずっと同じ業種ではあります。
今回の転職理由は下記の通り。
- 協力会社としての立場が疲れた
→社員さんは皆いい人ばかりだが、待遇等色んなところで差を感じる。 - 上流から下流まで一通り経験させてもらった結果、コーディングは別に好きじゃなかった。
→今の会社ではPLやPMの仕事をできなさそう。 - 半年先も同じPJにいるかはわからないので、未来の予定が立てにくいと感じている。
→自社で安定して働きたい。 - PJが変わると人間関係の構築が最初から・・・
→社交性ある方ですが、普通にストレス。 - 定年までこの立場で仕事をするのか・・・?
→自社の中で役職が上がったとしても、結局客先常駐なのであまり意味がない。 - 自社の退職金も給料も低いので、将来性が低い。
→中小企業でも社員思いの会社はあるとは思いますが、自社は違ったようだ。 - PJが変わると通勤場所や在宅勤務の有無も変わる。
→環境の変化はあまり好きではないので自社勤務が良い。 - 自分のやりたいことを実現できない。
→要望のヒアリング等なく、会社都合でPJを決められる。
客先常駐で働いている人だったら、わかってもらえるものがいくつかあるのかなと思ったり。
基本的に、宝くじ当たったらさっさと退職したいと考えているタイプなので、仕事大好き人間ではないです。
生活のために仕方なくしている感じ。。。意識低いと言われればそれまでです。
コーディングが好きでも得意でもないのと、人とコミュニケーションを取る方が好きだし得意なのかなと最近よく思うので、ベンダーコントロールにも興味が湧いてきたのですが、経歴的に無理かも・・・
ただ、年齢的にもポテンシャル採用してもらえるのは最後かなと思ったので、思い切って転職活動をすることにしてみました。
転職活動の大まかな流れ
- 転職サイトに登録(紹介してもらったけど、同じ担当ではなかった)
- エージェントと面談
・事前送付した職務経歴書と履歴書の内容確認&添削
・希望のすり合わせ
・応募企業のピックアップ〜応募
・自己PR作成(作文してくれた) - 書類通過した会社の適性検査をこなす
- 面接のスケジュールを組む(可能な日をエージェントに伝えて調整してもらう)
- 面接をこなしていき、内定ゲット!
私の場合はエージェント面談〜内定まで約1ヶ月でした。仕事しながらの転職活動は大変で、あっという間の1花月でした。
転職サイトに登録
私は知人が利用していたエン転職を紹介してもらいました。
そこ以外は利用していないので他のエージェントサイトと比較はできないのですが、大手だし特に悪いところもなかったかなという印象。
転職サイトの種類というよりは、担当してくれるエージェントとの相性によるところが大きいのかなと思ったり。
後々、転職サイトでエージェントを利用するメリットをまとめているのですが、一言でいうと面倒ごとを全部丸投げできるので絶対に利用すべきサービスだと思います。
エージェントと面談
面談日を調整。当日はZOOMでカメラONにしての面談でした。
初めてだったので、すごく緊張したのを覚えていますw 気分的には面接受けるくらいの緊張感でした。
内容は、事前に送付した職務経歴書・履歴書の内容を一緒に確認・添削してくれて、
自己PRが足りないというので、いくつかの質問に答えたらその回答を元に作文してくれました。
また、どんな希望の転職をしたいのかもヒアリングされました。
ポイント:面談前に、自分の希望や転職理由をある程度整理しておくとスムーズ!
私の担当はその場で30社ほどピックアップしてくれ、一旦応募して通過したものから選別すればいいか!のスタイルだったのでその場でそれを承諾。自分で企業を見る前に応募してもらいました。
もちろん、応募した企業はマイページから見ることができるので、その後ゆっくりチェックすることができます。
企業とか業界研究を全然していなかったので、知らない企業も多く、自分だけで選んでたら応募してなかったな〜という企業も多数。
また、エージェント側は募集要項に書かれていないようなその企業の特徴だったり色々な情報を蓄積しているので、
その辺りも判断材料にしてくれているようでした。
書類通過後
エージェントがいい感じのラインの会社をチョイスしてくれたおかげか、週明けから書類通過の連絡が来るようになりました。
と同時に、適性検査の受験案内も来るようになりました・・・。
企業から直接メールで来るものもあれば、転職サイトのマイページに来るものもあって管理が大変でした。
数学とかかなり忘れていたので、舐めてかかったら1社不合格になりました。
(回答選択式ではなく、記入式だったので、計算できないとオワリ)
その後からは下記の本買って隙間時間に勉強しました。アフィリエイトリンクになっているので、気になる方は気をつけてください。
この本は練習問題がたくさんあってとにかく解いていく感じなのが、まさに求めていたものだったのと、価格が安くて小さいのがよかったです。
面接のスケジューリングはエージェントに全て依頼しました。
仕事しながら、複数の企業とスケジュールの調整をするってかな〜〜〜〜り大変なことなんですが、全部エージェントがやってくれます。
例えば私の場合、
・在宅勤務日の18:30以降
・オンライン面接出ないと無理(最終面接以外)
という2つの条件を出していました。
会社の中には最初の面接から対面面接と記載のところもありましたが、エージェントに調整してもらって1次は全てオンライン面接にしてもらいました。
仕事帰りという選択肢もなくはないと思うのですが、服装自由の職場なので突然私がかしこまった格好していたらとても不自然なため在宅の日で調整してもらいまいした。
エージェント曰く、個別ブースとかカラオケで受ける人もいるらしい・・・。
ちなみに書類通過率は50%くらいでした。
面接
1社目はものすご〜〜〜く緊張したのを覚えています。
事前にエージェントからコツみたいなものを伝授してもらいました。
内容としては、絶対聞かれることとして
- 今までの経験
- 転職理由
- こっちからの質問(逆質問)
とのこと。なので、これらは言えるように用意しておいた方がいいでしょうとのことでした。
また、よくある注意事項としてカメラの高さに気をつけることも言われました。
カメラの位置が低く、見下ろす感じに映るととっても印象が悪いから、カメラの位置は目線の高さがいいとのこと。
あとは事前に会社HPをチェックしておくのもいいでしょうとのこと。
面接では、どの会社も聞かれることはだいたい似ている印象でした。
基本的には上記の通り、
- 今までの経験
- 転職理由
- 逆質問
で、それに追加して
- 自分の長所/短所
- 転職活動の状況(他に受けている会社はあるか?選考状況は?など)
- 去年の年収
なんかもよく聞かれました。正直ベースで回答しましたが、去年の年収は盛ってもよかったのだろうか・・・?と今では思います。
この辺りはエージェントに確認しておけばよかったポイントですね。
面接時、会社説明からしてくれるところがほとんどですが、たまにないところがありました。
このご時世、全ての会社をくまなく調べ上げてから応募・面接できる人がどれくらいいるのかわからないけど、
初めましてなので、会社の自己紹介として説明があってもいいんじゃないの?と思いましたね。
ちなみに、内定をくれた会社は1次面接、最終面接共に翌日に回答をくれました。
他にも、書類なり面接で通過した会社は回答が早かったです。
今は売り手市場とも言われますし、いいかも!って思った人には早く確保していかないと他に取られちゃうからかと。
私の場合は大した経歴を持っていないのですが、面接時のフィーリングでいいな〜と思った会社が内定をくれたのですごくラッキーでした。
転職サイト(エージェント)活用のメリット
私は別に転職サイトの回し者でもなんでもないのですが、利用しての感想を書いていこうかと。
- 面倒なことを全部やってくれる!
過去の転職時に作成した自作(?)フォーマットの書類でエージェントに提出したら不備があったらしく直してくれました。
また、自己PRについてエピソードのヒアリングがあったものの、作文してくれました。 - 日程調整丸投げ!
転職活動で1番大変だと思うのがこれです。
フルタイムで働きながら、面接のスケジュール調整はめちゃくちゃめんどくさい・・・。
もちろん相手企業は平日の定時時間内を指定してくるけど、こっちも仕事中なんですその時間!!!
正直、一次面接の段階から有給使っていたらあっという間に有給なくなっちゃうので、エージェントにうまく調整してもらいました。
また、何社も書類通過した後は複数社の面接調整が必要になってきます。そんな時でも、こちらが面接可能な日時を伝えておくといい感じに調整してくれました。
この時に優先したい会社を伝えておけばそこから先にスケジュール組んでくれます。 - 希望に合う会社を見繕ってくれる
自分で条件を入れて検索しても大量に会社がヒットするので選ぶのが大変すぎて嫌になるけど、私の経歴・希望からかなり絞り込んでくれました。(エージェントによってやり方は違うかもしれませんが、私の担当はやってくれました)
自分だったら応募しなかったり見逃していた良い会社もあるし、書類通過しそうな絶妙なラインをチョイスしてくれたと思います。 - レールを敷いてくれるので最後まで完走できた
自分だけだと1〜3のハードルを乗り越えていくのは結構大変だけど、サポートしてくれるのでなんとかなりました。
多分、脱落者が多いであろう一番の山は、履歴書・職務経歴書を書くということだと思っています。
それを用意するのが面倒くさくて脱落する人多数かなと思うし、現に私もそこが1番やる気起きなかったけど、そこさえなんとか乗り越えればあとは勝手に進んでいく感じでした。 - 労働条件通知書など精査してくれる
企業と転職者の間に入ってくれているので、違法な労働条件じゃないかとか、その辺りをきちんとチェックしてくれます。
こういうのも自分でやろうとすると知識もないし大変だけど、エージェントはプロ集団なのでお任せしちゃって大丈夫でした。
転職サイト(エージェント)活用のデメリット
デメリットは今思い返しても特にないのですが、強いてあげるとするなら・・・
- 自分のペースでやりたい人には向かないかも?
書類応募後はすごいスピード感で進んでいくのでもっと自分でも会社を厳選してここぞというところに応募してゆっくり進めていきたいという人には向かないかなぁ。 - 私の担当はホウレンソウが微妙な時があった
これは転職サイトというよりは担当一個人の問題なので参考にはならないと思うのですが、こんな人もいたよということで一応書いておきます。
・約束の時間を守らない
→電話しますと言っていたので待てど暮らせど連絡来ず。。。約束の時間を数時間過ぎてからリスケ調整の連絡あり。
・連絡つかないと思ったら有給だった
→最終面接前にその会社の情報を伝えますと言われたのに全然連絡なし。念の為前日に連絡しても反応なし。
最終面接当日の朝に、昨日は有給でした〜って言われました。有給取るのは全然いいんだけど、こっちはすごく焦ったw
最後に
なんとなく転職したいけど踏み切れない、自分がどんな条件を希望しているか書き出せないという方は、この条件は絶対嫌!というのをまず考えてみてください。
例えば私の条件は、下記の通り。もちろんこれは私の希望なので、私が嫌だと思うことでも他の人は平気だったりその逆もあると思っています。
- 在宅勤務あり。ただし週2〜3
→フル出社とフル在宅は嫌。ハイブリッドがちょうどいい - 転職で今より年収下げたくない(むしろ上げたい)
- 協力会社、客先常駐はもう勘弁
→社内SE等の自社勤務 - 退職金あり(今の会社が、勤め上げてもないに等しい)
- あまりPGは向いてない
→上流工程をやりたい
このように、嫌だとかストレスを感じているポイントを書き出していくと、それを解決できる条件が自分の希望となるわけです。
エージェントも仕事なので一生懸命手伝ってくれるのですが、お互い初めましての間柄なので、利用者である私たちが自分の希望を自分で整理して伝えるということはとても重要だと思います。
なんとなく今の会社が嫌だから転職したいという場合でも、「なんとなく」の部分を掘り下げて、どの辺が嫌だと思っているポイントかを整理するのがとても重要です!
今回転職活動してみて、転職活動はお見合いみたいなものだと感じました。
私はたまたま巡り合わせがよく1ヶ月で終了できましたが、もっとかかることだってあるはずです。
エネルギーを使うので早く終わりたいという気持ちになると思うのですが、妥協のない転職をすればこれが人生で最後の転職活動かもしれない!
私もまだ新しい会社に入社していないので、この転職が吉と出るか凶と出るかは実際の転職後にわかる見込みです。
仕事内容がとても楽しそうなので、今はワクワク感の方が強いかな。
ここまで記事を読んでくださった方は、転職活動を始めようとしていたり、まさに始めていたりする方なのだと思います。
ぜひ、悔いのない転職活動を行なってください!