とてもとても需要の少ない情報だとは思うが、成田空港で長ものを預けたい人に朗報である。
通常のロッカーは小中大とサイズがあるが、大でもせいぜい
大きなキャリーケースが入る程度だ。
それより大きなもの、例えばタイトルにあるような
松葉づえやスキー板といったものを預けたい場合は大のロッカーでも入らないはずである。
そういう時は長ものロッカーを使おう!
長ものロッカーの場所
設置場所は第三ターミナルであるが、ターミナル内にあるわけではないので注意したいところ。
出典:成田空港
地図上だと赤枠の位置になる。
というか、地図外になるため正確には載っていないのだが…。
ロッカー一覧一覧にはアクセス通路って記載されているが、そもそもアクセス通路ってどこ…
私は事前に地図を見ただけでは場所がわからなかったため、空港第二ビル駅で下車した際、
インフォメーションカウンターの女性に長ものロッカー(アクセス通路)の場所を尋ねてみた。
「エスカレーターから地上に上がって、第三ターミナルに向かって行く途中にございます。」
なるほどね~、合点承知の助!
飛行機に乗ったことなんて数回しかなく、第三ターミナルなんて初めて行く私は何も考えずに歩き始めた。
インフォメーションカウンター横のエスカレーターに、他の旅行客と一緒に乗り地上まで移動…
えっ、外じゃん!
さっきまで屋内にいたのに突然外に放り出されてびっくりである。
とりあえず青いレーンに沿って歩く…歩く…てくてく歩く…
交番を通りすぎたが、まだなにもない。
途中第三ターミナル行きのシャトルバスがあり、皆吸い込まれていたが
私はロッカーにたどり着いていないのでまだ歩く…
歩けど歩けどロッカーなぞない!
見過ごしたか?と一瞬不安になるが、そもそも見過ごしてしまうほど何かがある通路ですらない。
不安になった私は途中すれ違った警察官2人組&警察犬に
「長ものロッカーってどの辺にありますか?アクセス通路にあるらしいんですけど。」
と尋ねた。
若い方の警察官は、
「このまままっすぐ行くと階段上がってターミナルだけど、その階段脇にあるよ。ただ、長いのは入らないと思うけどなぁ~」
と教えてくれた。
そもそも一度も第三ターミナルに行ったことない私としては、
その説明すら全然ピンとこない。
とりあえずロッカーを見過ごしたわけではないということは確認できたので、お礼を言って進もうとしたら、
警察犬を連れた方の年配の警察官が、
「スキー板も入るようなやつだから大丈夫なはずだよ」
と教えてくれた。
イイネ!
あとはひたすら階段のあるところまで歩く…
しばらく歩くとようやく階段が!!!
そして、階段左手の薄闇の中にたたずむロッカーを発見。
(外の地上階)
あやしがりて寄りて見るに、ロッカーに空きありけり。
さっそく松葉杖を入れて、操作を行う。
これで激狭なLCC機内でもだいじょーぶ!
都内の電子ロッカーと同じで、suicaを使用することができた。
もちろん、suicaを使わないことも可能だ。
suicaをピッとタッチすると1000円引かれた。
えっ、高い。
suicaで支払いをする場合は、1000円以上残高がある状態で使用しよう。
帰るときは忘れずに
帰ってきたら忘れずにロッカーに寄ろう。
階段の陰にあるし、帰りは視界に入らない位置なので忘れると2つほど大変なことになる。
1.遠い
成田空港に忘れたのを思い出したら、また空港まで取りに戻らないといけないので、
時間もお金もすごくかかる。
2.料金が加算される
これ、本当に注意していただきたいのだが、12時間ごとに1000円かかる。
今回私は日帰り旅行だったため、1000円の追加徴収されて合計2000円だった。
もし取り出し忘れたらどんどん加算されてしまうのである。
連続使用期間は最長5日のようだが、それを過ぎると一体どうなってしまうのだろう。
最後に
シャトルバスで第三ターミナルに来ちゃった人でも大丈夫。
バス降りてからターミナルに入る手前で右側に下りの階段があるので、階段を下りて右手側にロッカーはあるぞ!
長もの以外の普通のロッカー情報についてはこちら
また、第一ターミナルと第二ターミナルでは荷物一時預かりサービスもある。
そもそもなんで松葉づえ持ってんだについては後日書く予定。
それではみなさん、素敵な旅を!